粉体殺菌技術
粉体殺菌技術
加熱殺菌から次世代粉体殺菌装置へ
食品等の粉体原料の殺菌は、商品開発、品質改善、期限延長等においては欠かせないプロセスです。日本では、食品には原則的に放射線照射は認められておらず、加熱殺菌が主流です。この殺菌法は安全ではあるものの、粉体では通常で数秒間(4~5秒)熱を加えるため原料の物性が変わりやすく、食品本来の風味や品質が損なわれる弱点があります。
一方、放射線照射による殺菌は、非加熱殺菌のため原料品質変化は少ないですが、安全面における消費者の不安や抵抗感は根強く、放射性殺菌が認められている国でも躊躇するケースが少なくありません。
フジワラテクノアートの「ソニックステラ」は、従来の課題をすべて解決する次世代粉体殺菌装置です。「加圧水蒸気」と「瞬時減圧」を組み合わせた世界初の殺菌原理を実用化し、0.2秒という極めて短い処理時間で、原料の物性変化を抑え、耐熱性芽胞菌に至るまでの殺菌を可能にしました。また、加熱殺菌に比べ水分変化が小さく、後工程での水分調整が不要です。
従来の殺菌法とは一線を画す新たな殺菌装置が、食の未来を開きます。
従来の殺菌法とは一線を画す新たな殺菌装置が、食の未来を開きます。
Pick up project
粉体殺菌の常識を変えた革新的原理
粉体殺菌装置Sonic Stera(ソニックステラ)
粉体殺菌装置Sonic Stera(ソニックステラ)は、従来とは全く異なる殺菌原理(国際特許出願中)で、粉体の品質劣化を極小化しながら、確実な殺菌ができるシステムです。
加圧水蒸気を用い原料表面を極短時間加熱することにより、原料に付着している一般生菌、耐熱性菌(芽胞菌)、大腸菌群等の細胞中の水を所定の加圧下で昇温し、ソニックノズルにより瞬時に大気圧中に放出することで菌の細胞中の水を急激沸騰(気化)させ、組織破壊して死滅させる連続殺菌システムです。
加圧水蒸気を用い原料表面を極短時間加熱することにより、原料に付着している一般生菌、耐熱性菌(芽胞菌)、大腸菌群等の細胞中の水を所定の加圧下で昇温し、ソニックノズルにより瞬時に大気圧中に放出することで菌の細胞中の水を急激沸騰(気化)させ、組織破壊して死滅させる連続殺菌システムです。