interview
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加 藤
新卒採用
岡山大学大学院 自然科学研究科 応用化学専攻 卒業
2021年4月入社
技術部 エンジニアリンググループ
設備が動く感動、入社2年目で任された大仕事
現在の担当業務について教えてください。
技術部のエンジニアリンググループで、機械設備のレイアウト(配置)を作成したり、設備のフロー(原料の流れ)や配管を設計したりする仕事をしています。水や電気、動線を考慮して機械の配置を考え、何がどれだけ必要かをまとめます。お客様とのやりとりをはじめ、技術営業、機械設計、製造など各方面との幅広いコミュニケーションが求められる仕事です。
仕事をする上で心がけていることは?
作業者が日々作業しやすい場の設計を心掛けています。部屋に置かれている家具でも「このタンスがあと20センチ左にあったらいいのに」なんて思うこと、ありますよね。機械は一度据え付けたら動かせません。ですから、たとえ20センチのずれでも、それが原因で使い勝手の悪い設備になってしまわないよう、設計段階で細心の注意を払っています。
物が通らない、動線が悪いといった事態は、絶対に避けたい。そのために、実際に作業の様子を見たり機械の下に入ってみたりして、データだけでは見えない「実感をともなう確認作業」を大事にしています。
物が通らない、動線が悪いといった事態は、絶対に避けたい。そのために、実際に作業の様子を見たり機械の下に入ってみたりして、データだけでは見えない「実感をともなう確認作業」を大事にしています。
入社の経緯について教えてください。
大学では、化学と物理とプログラミングが融合したような学問を学びました。就職先は地元である岡山で探していましたので、プラントを手掛ける企業を中心に就職活動をしていました。そんな中、フジワラテクノアートのインターンシップに参加したところ、社員同士が部署間の隔たりなく活発に話している様子が強く印象に残りました。私は、働く上で社員同士のコミュニケーションがとりやすいことを重要視していましたので、社内の雰囲気の良さに魅かれて入社を決めました。
入社後にギャップはありましたか?
コロナ禍での入社だったため、当時は社内交流の機会が少なかったことが残念でした。業務以外で関わりのない人の顔と名前が、なかなか一致せず......
2023年からはイベントが復活してきて、初めての忘年会も開催されました。ホテルの宴会場を貸し切って大盛り上がり!新入社員紹介もあり、皆さんすぐに馴染んでいて、うらやましかったです(笑)
2023年からはイベントが復活してきて、初めての忘年会も開催されました。ホテルの宴会場を貸し切って大盛り上がり!新入社員紹介もあり、皆さんすぐに馴染んでいて、うらやましかったです(笑)
フジワラテクノアートで働く醍醐味や面白さは?
元々は規模の大きな案件に魅力を感じて入社しましたが、実際に手掛けてみると、中小規模の案件の面白みも分かってきました。自分が描いた図面をもとに機械装置が配置され、設備の施工が完了し、稼働するのを見るたびに感動します。
原料処理工程を一貫して手掛けられるのも醍醐味だと思います。お客様に「フジワラテクノアートの機械を入れて良かった」と言っていただけると嬉しいですし、担当した酒蔵のお酒が受賞するとホッとします。
原料処理工程を一貫して手掛けられるのも醍醐味だと思います。お客様に「フジワラテクノアートの機械を入れて良かった」と言っていただけると嬉しいですし、担当した酒蔵のお酒が受賞するとホッとします。
印象に残っている仕事はありますか?
入社2年目から3年目にかけて、酒蔵の原料処理設備一式の更新案件を任されました。現状の建屋をスケッチし、寸法を計るところから始まり、設備の撤去、機械の配置、施工を終え、問題なく稼働するところまで携わりました。
額の大きい案件なだけに「失敗したらやばいぞ」とドキドキしましたが、「お客様がやりたいと言っているのだから、それを叶えるのが僕の仕事。実現できるように頑張ろう」と、萎縮するよりむしろ張り切りました。
建築サイドとのやりとりや、ゆずれない部分を主張する難しさを痛感することもありましたが、私が遠慮することでフジワラテクノアート全体が困ってしまいますし、最終的にはお客様に迷惑をかけてしまいます。営業担当の先輩にも助けていただきながら、無事やり遂げたときは感無量でした。
この仕事に就いてから、早いもので4年目に突入しました。客先へ向かう際、いつもは営業担当者に同行するのですが、昨年、初めて一人で打ち合わせに赴きました。お客様の要望を受けつつこちらの意向もお伝えできて、入社当時と比べて成長を実感しましたし、現場に出るたびにスキルが上がっていると感じます。
額の大きい案件なだけに「失敗したらやばいぞ」とドキドキしましたが、「お客様がやりたいと言っているのだから、それを叶えるのが僕の仕事。実現できるように頑張ろう」と、萎縮するよりむしろ張り切りました。
建築サイドとのやりとりや、ゆずれない部分を主張する難しさを痛感することもありましたが、私が遠慮することでフジワラテクノアート全体が困ってしまいますし、最終的にはお客様に迷惑をかけてしまいます。営業担当の先輩にも助けていただきながら、無事やり遂げたときは感無量でした。
この仕事に就いてから、早いもので4年目に突入しました。客先へ向かう際、いつもは営業担当者に同行するのですが、昨年、初めて一人で打ち合わせに赴きました。お客様の要望を受けつつこちらの意向もお伝えできて、入社当時と比べて成長を実感しましたし、現場に出るたびにスキルが上がっていると感じます。
これから挑戦したいことは?
プラント全体を設計するプラントエンジニアリングを担当できるようになりたいです。また、現在主に手掛けている酒蔵以外の案件にも対応できるようになりたいです。同じ酒造関係のプラントでも、蒸留酒である焼酎と醸造酒である清酒では、プラントに求められる要素が大きく異なります。それぞれに合った設計に幅広く対応しなくてはなりませんし、プラントエンジニアリングでは建築や空調の知識も必要とされます。目標に向けて経験を積みながら、必要な資格も取得していきたいです。
最後に、FTAに興味がある人へのメッセージをお願いします。
技術部志望の方は、手描きでもいいので図面の書き方を勉強しておくことをおすすめします。それと、「自分だけでなんとかしようと思い過ぎなくても大丈夫」と伝えたいです。できる限り頑張ることは大切ですが、周りに頼ることも同じくらい大切です。フジワラテクノアートには、人が好きな「いい人」が多いです。日頃からコミュニケーションをとりやすい職場なので、心配せずに入ってきてください。
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1日のスケジュール
8:00 始業、メールチェック
8:15 設計業務
10:00 会議・打合せ
11:00 設計業務
12:00 昼休憩
12:45 設計業務
15:00 エンジニアリンググループミーティング
17:00 残業
19:00 退社
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