深野2

Interview

Interview

フカノ

キャリア採用
広島大学大学院 生物圏科学研究科 生物資源科学専攻
2017年12月 入社
プロセス開発部

経営層や同僚との相互理解をベースに「自由度を活かして仕事ができる」

現在の仕事内容について教えてください。
プロセス開発部で、2つの開発テーマのプロジェクトリーダーを務めています。1つは固体培養展開のプロジェクト、もう1つは微生物農薬のプロジェクトです。
各プロジェクトは、技術営業部や経営企画室のメンバーも含め6~7人で構成されています。リーダーは、メンバーの動きやプロジェクトの全体像を見ながらスケジュールを立てるとともに、自分自身もプレイヤーとして業務にあたります。
プロジェクトリーダーの仕事に加えて、スポットで取材に対応したり営業からの依頼を受けてテストを行ったりもしています。
仕事をする上で心がけていることは?
いずれのプロジェクトも、業務量に対して決して多い人数が割り振られているわけではありません。さらには、プロセス開発部の部員の半数が時短勤務で働いています。よって、どの仕事でもなるべく効率良く進められるよう意識しています。同時に、日頃から雑談したり相談したりすることで、円滑なコミュニケーションが図られるよう心がけています。
入社の経緯について教えてください。
農学系の大学院を卒業して、前職では野菜工場の生産管理に携わっていました。ただ、開発寄りの仕事がしたかったこと、転勤がなく実家に近い立地の会社で働きたかったことから、求職活動をしていました。そんなとき、フジワラテクノアートを知り、応募しました。

入社の決め手のひとつが、執務室から会社の雰囲気の良さが伝わってきたことでした。加えて、一次面接でお会いした開発部の部長の熱意が決定打となり、入社を決めました。
入社前後でギャップはありましたか?
希望通り研究開発の部署に配属され、会社の雰囲気も想像していた通りでしたので、ギャップはそんなにありません。ただ、自分自身に機械系のバックボーンがなかったため、勉強不足を痛感しました。
最初のうちは図面を見ても「何のことだろう?」とサッパリ(笑)。電気やプログラミングに関する外部研修を受講したり、案件に携わりながら社内のプロフェッショナルたちに教わったりと、必死で勉強しましたね。

前職と比べて驚いたことは、女性の産休・育休制度をはじめ、様々なサポート制度が充実していることでした。
同じ部やプロジェクトのメンバーが長期の休みに入った直後は、一時的に忙しくなります。しかし、残されたメンバーで協力して徐々に通常のペースを取り戻せますし、その様子を見ていると、自分が体調不良や家族の事情で長期間仕事を離れても「安心して戻って来られる」という安心感があります。
男性社員も違和感なく育休を取得しています。私自身、まだ長期休暇に入ったことはありませんが、人生設計において将来の見通しを立てやすい職場だと感じています。
仕事を「任されている」と感じることはありますか?
入社後早い段階で重みのある仕事を任せていただきました。2022年4月から2年間、岡山大学寄付講座「微生物インダストリー講座」に特任助教授として出向しました。話を聞いたときには面くらいましたが、「内容に照らして適任」と判断していただいたからには「行くしかない」と決意を固めました。

最近では、微生物の固体培養に関するイベントなどに登壇する機会も増えています。大手企業の研究者の方々が聴きに来られるようなセミナーで、企業の役員クラスの方々と肩を並べて登壇することもあります。プレッシャーを感じる一方で、「自信を持ってやってくればいい」と送り出していただけるので、任せられていると感じます。
深野3
フジワラテクノアートならではの仕事の醍醐味は?
一人ひとりが自主性を持って考えながら仕事を進める土壌があり、仕事の自由度が高いところです。
自由度を活かして仕事ができるのは、経営層とマネジメント層が理解を示してくれるからこそだと思います。間違った方向に行きそうになっているときには、指摘したり軌道修正したりしてくれますが、基本的には自由に進めさせてくれます。

経営層との距離が近く、日頃から雑談を含め気兼ねなく話ができますし、困ったことがあればすぐに相談できます。壁にぶつかったときなどは、部やプロジェクトのメンバーに「どうしたらより良い方向に持っていけるだろうか?」と相談しやすく、スピード感を持ってアクションできます。
今後の目標や挑戦してみたいことは?
目下の目標は、微生物農薬のプロジェクトで成果を挙げることです。機械メーカーとしての事業から新業態のビジネスへと展開する可能性を秘めたプロジェクトなので、一つひとつの課題をクリアにしながら進めていきたいところです。
固体培養を展開するプロジェクトも、共創パートナーに伴走しながら、社会実装に向けて長期的に挑戦を続けたいと考えています。
最後に、フジワラテクノアートに興味がある人へのメッセージをお願いします。
自分の核となるポイントを押さえた上で、「自分に合う会社・職種かどうか」を見極めるといいと思います。「なんとなく」で入社してしまうと、いつかひずみが出てきます。まずは自分の性格の理解から始めて、「譲れない」軸を探してみてください。
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1日のスケジュール


8:00   始業、メールチェック

8:30   各プロジェクトの作業

11:00  お客様と打ち合わせ

12:45  データまとめ、情報収集

17:00  資料作成

18:30  退社

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