
Interview
Interview
ハラ
キャリア採用
九州大学大学院 生物資源環境科学府 生物機能科学専攻 卒業
2021年5月入社
プロセス開発部
多様なバックグラウンドを持つメンバーと「新たな価値を創造する仕事」
現在の仕事内容について教えてください。
プロセス開発部で、研究開発プロジェクトの企画・立案、実用化に向けた培養テストなどを行っています。
フジワラテクノアートは、中長期的な成長方向を描いた開発ビジョン2050「醸造を原点に、世界で『微生物インダストリー』を共創」を掲げています。現在、この開発ビジョンに紐づいた10以上のプロジェクトが進行中です。
私は複数のプロジェクトを兼任しており、固体培養技術を展開して廃棄物など未利用資源のアップサイクルを目指す開発や、微生物の潜在能力を引き出し産業化する開発を推進しています。既存事業で培った醸造技術や微生物に関する知見をもとに、新たな価値を創造する仕事です。
フジワラテクノアートは、中長期的な成長方向を描いた開発ビジョン2050「醸造を原点に、世界で『微生物インダストリー』を共創」を掲げています。現在、この開発ビジョンに紐づいた10以上のプロジェクトが進行中です。
私は複数のプロジェクトを兼任しており、固体培養技術を展開して廃棄物など未利用資源のアップサイクルを目指す開発や、微生物の潜在能力を引き出し産業化する開発を推進しています。既存事業で培った醸造技術や微生物に関する知見をもとに、新たな価値を創造する仕事です。
仕事をする上で心がけていることは?
いずれの開発プロジェクトも、メンバーや共創パートナーの協力なくして成り立ちませんから、仕事の基本である「報告・連絡・相談」を大切にしています。プロジェクトを迅速に進め、成果を出すためには、適時適切に仕事を振り分け、協力を依頼する必要があります。「目標達成に向けてチームを導いていくのがリーダーの仕事」という自覚のもと、相手をよく見て柔軟に対応するようにしています。
入社の経緯を教えてください。
元々、関東の香料会社で食品などに使われる香料の開発の仕事に携わっていましたが、家庭の事情で2015年に一旦職を離れました。その後、2021年に家族で地元・岡山にUターンすることを決意し、フジワラテクノアート(FTA)に入社したという経緯です。
入社動機としては、中小企業でありながら大企業並みの明確なビジョンを掲げており、そのビジョンに共感したこと、、
そして、FTAが醸造分野だけでなく一般食品分野へと進出しようとしており、、前職で培った知識と経験を活かして新しいことに挑戦したいと思ったからです。
入社動機としては、中小企業でありながら大企業並みの明確なビジョンを掲げており、そのビジョンに共感したこと、、
そして、FTAが醸造分野だけでなく一般食品分野へと進出しようとしており、、前職で培った知識と経験を活かして新しいことに挑戦したいと思ったからです。
入社前後でギャップはありましたか?
機械メーカーなので、入社前は工学系出身者が多いイメージを抱いていました。ところが入社してみると、理学、農学、医学など多様な分野のバックグラウンドを持つ人がいて、意外でした。中には当社で働きながら遺伝子工学の博士号を取得した方もいました。会社として社会貢献につながる壮大な開発ビジョンを掲げられるのは、多様な人材がそろっているからこそだと思います。
これまでに直面した最大のチャレンジは?
入社1年目で、微生物の遺伝子改変プロジェクトのリーダーを任されたことです。前職も含め、リーダーのポジションに就くのは初めてでしたし、私にとっても会社にとっても、遺伝子改変は新たな分野への挑戦でした。
「プロジェクトリーダーをやってみる?素質はあると思う」とお声がけいただいたときは驚きましたが、「与えられたチャンスを活かせるかどうかは私次第。挑戦するなら早いほうがいい」と、決意を固めました。プロジェクトメンバーには、広い視野を持つ先輩もおられましたし、「いざとなったら先輩や上司にフォローしてもらえる」という安心感がありました。
遺伝子を扱うとなると、まずは安全性を担保する実験室や委員会の整備が必要になります。最初は何もかも手探り状態でしたが、チームメンバーにフォローしてもらいながら体制を構築し、最近はようやく成果への道のりが見えるところまで漕ぎつけました。
「プロジェクトリーダーをやってみる?素質はあると思う」とお声がけいただいたときは驚きましたが、「与えられたチャンスを活かせるかどうかは私次第。挑戦するなら早いほうがいい」と、決意を固めました。プロジェクトメンバーには、広い視野を持つ先輩もおられましたし、「いざとなったら先輩や上司にフォローしてもらえる」という安心感がありました。
遺伝子を扱うとなると、まずは安全性を担保する実験室や委員会の整備が必要になります。最初は何もかも手探り状態でしたが、チームメンバーにフォローしてもらいながら体制を構築し、最近はようやく成果への道のりが見えるところまで漕ぎつけました。

フジワラテクノアートで働く醍醐味は?
産業化を見据えていろいろなテーマで多方面に開発ができることです。産業化を見据えた上流の開発ができるのも、醸造機器メーカーとしての実績とお客様からの信頼が土台にあるからこそ。全国各地、さらには世界に向けて、様々な分野で新たな価値創造に挑戦できるスケールの大きさが魅力です。
また、任される仕事の自由度が高く、挑戦したいことがあれば「やってみれば」と後押ししてもらえるのも、醍醐味のひとつです。
また、任される仕事の自由度が高く、挑戦したいことがあれば「やってみれば」と後押ししてもらえるのも、醍醐味のひとつです。
これから挑戦してみたいことは?
まずは各プロジェクトで結果を出すことです。未利用資源のアップサイクルのプロジェクトでは、醸造技術の他分野展開を成功させたいです。アップサイクルという価値に加え、固体培養技術そのものの価値も高められるプロジェクトです。ハードルは高いと感じていますが、挑戦しがいがあります。
開発の仕事はすぐに成果が出るわけではないので、モチベーションを維持するのが難しいときもあります。ただ、複数のプロジェクトを担当していると、ひとつのプロジェクトが停滞していても別のプロジェクトでは小さな成果が出ていたり得られた知見や成果が別のプロジェクトでのヒントになることがあります。
小さな成果がモチベーションをつないでくれて、その先に大きな成果があり、さらにその先に開発ビジョンの達成があります。大きな成果を目指しながらも、小さな成果も大切にしたいところです。
開発の仕事はすぐに成果が出るわけではないので、モチベーションを維持するのが難しいときもあります。ただ、複数のプロジェクトを担当していると、ひとつのプロジェクトが停滞していても別のプロジェクトでは小さな成果が出ていたり得られた知見や成果が別のプロジェクトでのヒントになることがあります。
小さな成果がモチベーションをつないでくれて、その先に大きな成果があり、さらにその先に開発ビジョンの達成があります。大きな成果を目指しながらも、小さな成果も大切にしたいところです。
最後に、フジワラテクノアートに興味がある人へのメッセージをお願いします。
今の自分が持つスキルに固執してそれに合う仕事を探すよりも、「このスキルをどう活かして働けるか?」という発想で、活躍の場を探してみてください。「もっと面白いことを見つけたい」という気持ちで臨めば、次のステージでまた新たな価値を生めるのではないでしょうか。
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1日のスケジュール
8:00 始業、メールチェック、その日の予定確認
9:00 実験準備(装置立ち上げ等)
10:30 会議
12:45 培養実験
15:00 実験器具類の片付け、培養実験の経過観察
16:45 退社
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