加門2

Interview

Interview

カモン

新卒採用
香川大学経済学部経済学科
2022年入社
技術営業部

お客様の「力になれている」と実感できる仕事の醍醐味

現在の仕事内容について教えてください。
技術営業部の仕事は、お客様の工場へ訪問して設備やメンテナンスの提案を行い、他部署(設計部門・製造部門)とお客様の両方の窓口として、仲介役のような役割を担う仕事です。

当社がお受けする案件は、フルオーダーメイド(完全受注生産)です。このため営業の仕事は、「受注しておしまい」ではなく、お客様のご要望やコストを踏まえて落としどころを探りながら、案件を最後までやりきるために伴走する仕事です。

仕事を進める上では、社内の同僚に対してもお客様に対しても「関わる相手に対する敬意を忘れない」ことを大切にしています。
入社の動機は?
学生時代、日本酒好きのお客様が多くいらっしゃる店でアルバイトをしていました。日本酒をきちんと提案できるよう勉強してみたところ、日本酒に興味がわきました。その後、就職活動をしていたとき、地元・岡山に日本酒に関わる機械や設備を作っている会社があると知り、フジワラテクノアートの新卒採用に応募しました。

入社の決め手は、会社の雰囲気の良さです。説明会で社員の方や人事担当者と話す中で、他の会社にはない自然体な雰囲気が感じられ、第一志望の会社になりました。
入社後に意外だったことはありましたか?
人によって研修内容が違っていたことは意外でした。製造部での研修期間や仮配属された後の流れも、その人の職種やバックグラウンドによって異なります。

私の場合は、製造部で半年間の研修がありました。「まず機械のことをしっかり学んでほしい」と判断されたのだと思います。
実際に技術営業部の仕事を始めてみると、製造部での研修期間が長かったことに納得がいきました。それくらい技術の知識が必要な仕事で、担当を持って約1年が経過した今でも苦戦しています。まだまだ分からないことも多いので、先輩や上司に質問したり確認したりしながら取り組んでいます。

お客様によって設備の使用条件が異なるため、営業の仕事の進め方にも決まったマニュアルやルールがあるわけではありません。個々の担当者には広い裁量が与えられていて、必ずしも正解はありませんし、対応方法は案件ごとに異なります。最適な進め方を導き出すには、様々な部署の方に聞いて回り、案件を多面的に捉える必要があると感じています。

元々、自分から人に話しかけることが苦手な性格でしたが、聞かないと何も分からない状況に置かれて、今では人と話すことに何の恐れも抱かなくなりました(笑)。
加門3
仕事を「任されている」と感じた出来事は?
私が技術営業部で担当を持ち始めた月に、当社の主力である醸造関連とは異なる一般食品関連の案件の引き合いがありました。一般食品分野のお客様からの規模の大きな案件ということで、はじめは上司と一緒に担当していたのですが、現在は私が一人で営業を担当しています。
新規分野への参入であるため、通常より社内協議の頻度が高く、部署間での意向がくい違う局面もあり、営業担当者としてどのように対応すべきか悩むこともありました。しかし、上司に助言を仰ぎながらなんとか乗り切り、営業目線でのスタンスを確立できるようになりました。

新人の頃からこのような大きな案件を任され、貴重な機会をいただきました。また、上司・役員の方も「今あの案件はどんな感じ?」「あなたなら大丈夫だから頑張って」と、気にかけてくださいます。責任重大な仕事ですが、見守りながら任せてくれていると感じます。
フジワラテクノアートで働く醍醐味は?
お客様の細かな要望を反映できる醍醐味があります。営業担当者は、「どうすれば要望に沿いながら予算内に収められるだろうか?」と考えて提案し、実現するところまで関われます。

フジワラテクノアートは会社としての経験値も引き出しも豊富で、お客様から「ダメ元で聞いてみるけど......」と出されたようリクエストでもお応えできることが多々ありますし、できる限りお応えしようとするスタンスです。機械トラブルでお困りのお客様に「なんとか製造を止めずに動かせて助かったよ。ありがとう」と言っていただけたときなど、「力になれている」と実感できます。

ときにはお叱りを受けることもありますが、いい声も悪い声も直接届けていただける立場にあることが、営業の仕事のやりがいでもあります。
最後に、フジワラテクノアートに興味がある人へのメッセージをお願いします。
実は学生の頃、社会人になることに対してあまりポジティブなイメージを持っていませんでした。自由時間が制約される生活に抵抗があり、「ずっと学生でいたい」と思っていたくらいです。
でも働き始めてみると、帰宅後には十分な自由時間がありますし、休みもとれます。フジワラテクノアートの職場環境だからこそそう思えるのかもしれませんが、当時の自分には「思ったより悪くないよ」と言いたいです。
学生の頃は、将来に対する漠然とした不安がありました。それが今では、結婚や子育てを経て周囲のサポートを受けながら頑張っている先輩もいますし、リアルな将来像を思い描けるようになりました。

最後に、ストレスなく働くには、会社の雰囲気に馴染めるかどうかが大事です。馴染めるかどうかを見極めるためにも、実際に会社に足を運び、働いている人たちに会いに行ってみてください。
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1日のスケジュール


8:00   始業、メールチェック

8:30  見積作成、営業資料作成

10:00  工事内容の打合せ

13:00  Web会議

15:00  見積作成、営業資料作成

17:00  退社

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