棚田2

Interview

Interview

タナダ

キャリア採用
上智大学 文学部 英文学科 卒業
2019年9月入社
技術営業部

「お客様を一番よく知るのは担当者」信頼と自負のもと自由度高く動ける面白さ

現在担当されている技術営業部の仕事について教えてください。
担当エリアを回って提案活動をしたり、施工期間中や納品後のトラブルに対応したりする仕事です。提案活動では、種まきに時間をかけます。ときには前々任者がまいた種が、自分の担当時に結実することもあります。
案件化した後は、据付開始から完了までの間、営業担当者が据付担当者とお客様との間の橋渡しをする役目を担います。施工完了後も、フジワラテクノアートの窓口としてお客様とのやりとりは続きます。

「技術」営業と言うだけあって、ある程度技術的な部分への対応も求められます。私は製造業以外からの転職だったので最初苦労しましたが、製造部研修で工具の使い方や据付の補助を経験できますし、数学や物理の基礎知識を社内で学ぶ機会もありました。
仕事をする上で困難に直面することは?
90年の歴史を通して築かれた信頼関係のためか、幸いなことに、無茶を言われたり頭ごなしに突っぱねたりされるお客様はそう多くありません。とはいえ、歴史が長いだけに古い機械もあります。昭和40年代の機械で、図面も残っていないような機械を「なんとか直してほしい」と依頼されることも......
フジワラテクノアートには、「お客様がお困りだったら手を差し伸べる」という文化があります。どうしたものかと頭を抱えることもありますが、ベテランの先輩の助言を仰ぎ、あの手この手で直す方法を探ります。

それでもできないときは、できない理由を説明できるまで理解を深めた上で、お客様に伝えるようにしています。この仕事に就いてから、あいまいな返事をしなくなりました。あやふやな返事は周囲を困らせますし、お客様にも不安を与えることになりますから。
これまでの仕事で印象に残っている案件は?
ある酒蔵の原料処理設備の入替更新案件です。足掛け6年ほどかけて前々任者から種まきをしてきて、私の担当時にようやく正式受注、納品に至った案件でした。建物の制約が多く、お客様の思い入れも強い現場で、フジワラテクノアートのメンバー構成も初めての顔ぶれで仕事をしました。最終的には、若手もベテランも一丸となってチームプレイを発揮でき、お客様も喜んでくださいました。

多様なメンバーが一緒に仕事をするとき、使う言葉も違えば気にするポイントも異なります。それを踏まえて案件が最短距離でまとまるよう調整するのが、営業の仕事です。最近はそんな手応えを感じられることが増えてきました。
入社の経緯について教えてください。
私は、高校卒業までを地元・岡山で過ごし、東京の大学に進学しました。英文学科を卒業して大学職員として30歳まで務めた後、食品原料の営業職(勤務地:広島県)に転職しました。そちらで5年目を迎えた頃でしょうか、「岡山に戻ろう」と考えていたタイミングで、フジワラテクノアートとの縁がありました。

「食品」「英語を使う」「独自性がある」という3つの要素に魅かれて面接を受けたところ、社長をはじめとする“面接官”との会話が、「面接」というより人柄を知るための「会話」のようだったことが、印象に残っています。前職の引き継ぎのために入社時期を調整いただいたり、入社前後のギャップがないよう営業部の社員から本音ベースで仕事について説明いただいたりしたことも、好印象でした。
棚田3
フジワラテクノアートで働く醍醐味や面白さは?
1つは、食品を作る機器を扱っているので最終製品が見えることです。フジワラテクノアートの機械が導入された蔵の日本酒が金賞をとると、「機械を使いこなしてくれている」と自分のことのように嬉しくなります。

2つ目は、早い段階で仕事を任されることです。私は、研修が終わってすぐに、「設備の据え付けの営業担当業務をやってみろ」と、客先に派遣されました。

3つ目は、仕事の進め方の自由度が高いことです。もちろん上長と情報共有しますが、「お客様を一番よく知っているのは担当者」と信頼されていることが分かりますし、自負もあります。
最後に、フジワラテクノアートに興味がある人へのメッセージをお願いします。
フジワラテクノアートは人柄を見てくれる会社です。様々な考え方やパーソナリティを受容する空気がありますから、面接では自分を偽ることなくありのままで臨むのがいちばんです。
社内には話しやすい人が多く、社内行事も楽しいです。入社数カ月で「社員旅行で台湾に行くからパスポートとって」と言われたときにはびっくりしましたが、その旅行で一気に距離が縮まりました。
楽しいことが多い一方で、任される仕事の裁量が大きく、勉強することも多いです。私のように元・文系の人は、基礎数学など理数系の基礎知識を学ぶ必要が出てきます。学びの場はきちんと提供されますので、「文系だから」とひるまずに、意欲があればぜひ挑戦してみてください。できないことは教えてもらえる環境です。「教わり上手」になれるといいですね。
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1日のスケジュール


8:00  始業、メールチェック

8:30  見積書作成、問い合わせ対応

10:00  営業会議

13:00  受注方針会議

14:00  担当顧客とオンラインミーティング

15:00  見積書作成、出張準備(資料作成等)

18:00  退社

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