生活に繋がる機械設計を
技術力をもっと高めていきたいと転職を決意
大学で化学プラントにおけるリスクアセスメント支援システムの構築を研究、機械4力学、制御工学、プログラミングを学び、メーカーに就職。機械設計の技術力をもっと高めていきたいと思い、転職活動をする中で、地元岡山にあるフジワラテクノアートを知りました。前職では研究・開発用途の装置設計に携わることが多く、オーダーメイドのようなものづくりだったので、仕事のイメージはなんとなくつきました。ただ、生活で重要な「食」に関わる醸造機械をつくっているというのは他にない特徴でしたし、私たちの生活に繋がるところですごい面白そうだと感じて入社を希望しました。
設計からものづくり全体の流れをイメージできる面白さ
入社後の3ヶ月研修は製造部に配属され、溶接加工チーム、仕上・組立チームで当社装置の製造方法、作業内容について学びました。
簡単な組み立てはしたことがありましたが、ここまで大規模な機械は初めてでした。上司や先輩方の作業を観察するところからスタートし、簡単な作業は教えてもらいながら少しづつ一通り体験しました。
設計畑にいると自分が現場で作業をしたり、製品ができていく流れをみる機会はあまりないので、すごく新鮮でした。
自分が将来設計して、図面に起こしたものが、誰がどうやって組み立てていくのかということがイメージできて面白かったです。
自分のアイデアを業務の合間に発揮できる環境
現在は、技術部 機械設計グループに配属され、設計業務に携わっています。
清酒(日本酒)と醤油プラントの担当になっていて、圧搾や精米などの各個別装置の設計を行っています。
パソコンに向き合ってひたすら作業というわけではなく、上司や営業担当者に「こういう構造でいこうと思うのですが」とか、お客様にヒアリングや確認をしてもらうなど、打ち合わせをこまめにやりながら進めます。大きな流れとしては、営業担当者と受注リストに関する打ち合わせをして要求仕様を決定し、過去に納入実績のある装置であれば、そのときの図面を参考にしながら仕様確認や変更の要否について検討します。決定した内容に関して組立図や部品図を作成していきます。
入社してまだ浅いですが、当社は自分の考えを設計に反映できる自由度が高いと思います。ひとり一人に裁量が与えられていると感じます。自分のアイデアを上司に伝えることもできますし、それに対する良し悪しのフィードバックをしっかりしてもらえる環境はすごいと思います。メンテナンス部品の手配など短時間で済む案件もあれば、1日中製図に費やす日もありますが、ただ作業をしているだけのルーティンではなく、自分の考えとかアイデアがしっかり業務の合間に発揮できるというのがいいところですね。
まだまだ担当装置について理解を深めるよう日々勉強中です。
キャリアステップ
配属先 | ストーリー | |
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2020.4-6 | 製造部で研修を行う。 | 溶接加工チーム、仕上・組立チームで、当社装置の製造方法、作業内容について学ぶ。 |
2020.7-現在 | 機械設計グループに配属。 | 設計業務に携わって、担当装置について理解を深めるよう日々勉強中。 |