藤原優2

Interview

Interview

フジワラ

新卒採用
関西外国語大学 外国語学部 英米語学科
2011年4月入社
海外営業部

任された大型案件、やり遂げられたのは「見守られている」安心感があったから

海外営業部の仕事について教えてください。
「営業」と言っても単に案件を受注するだけでなく、受注内容が契約書に適切に反映されているかチェックしたり、現地のワーカーとフジワラテクノアートの社員との間に立って通訳をしたりと、業務内容は多岐にわたります。
当社の案件は基本的にフルオーダーメイドなので、契約書も定型のものはほとんどありませんし、規模の大きな案件では120頁にも及ぶ契約書をチェックすることもあります。資料も会話も基本的には英語で、受注活動からアフターフォローまで全て海外営業部が窓口になります。
業務量が多く大変な局面もありますが、受注からアフターフォローまで一貫して関われるので、うまくいったときの達成感もひとしおです。
これまでの仕事で印象に残っている案件は?
入社4年目で海外営業部に配属され、配属後初の案件として10数億円規模の案件を任されました。部長が受注した中国の案件を私が引き継ぐ形で担当したのですが、内容を把握するところから始まり、次から次にやるべき業務に追われて苦労の連続でした。
無事に任務を終え、部長から「最初は不安な面もあったけど、藤原君に任せて良かった」と言ってもらえたときは、嬉しくて涙が出ましたね。

最後までやり遂げられたのは、海外営業部部長をはじめ、技術部部長や専務、他部署の方々含め、「見守られている」安心感があったからこそ。フジワラテクノアートには、困っている人を「見て見ぬふり」するような人はいません。「何かあったら頼ればいい。その筋のプロがバックアップしてくれる」と思えたから、重責に押しつぶされずに大きな仕事にチャレンジできるのだと思います。
仕事で心がけていることは?
アジアや欧州での案件が多いのですが、お互いにとって第一言語ではない英語でやりとりする上、専門的な言葉が頻出します。なるだけ認識にずれが生じないよう、図解したり平易な言葉で言い換えたりと、「伝え方」には心を砕いています。

また、海外で機械トラブルが発生した際、現地のワーカーで対応できないことやフジワラテクノアートの社員がすぐに駆け付けられないこともあります。「対応してくれるかどうか分からない」という状態にお客様をおかないよう、営業がいち早くレスポンスすることが重要です。同時に、いざというとき連携しやすい他部署との関係性を築けるよう、日頃からコミュニケーションを大切にしています。
フジワラテクノアートで働く醍醐味や面白さは?
私は、「地元・岡山で海外とつながる仕事がしたい」という思いがあって入社しました。当社を知ったきっかけは、「地元で自分の苗字と同じ企業はないかな」と何気なく検索したらヒットしたことでした。よくよく調べてみると、当時すでに20数ヵ国に輸出実績を持つ企業で、まさに海外とつながれそうな企業でした。
入社後、工場勤務を経て、早くも2年目で半年間中国へ出張することに。工場長が私の名前を呼びながら近付いてきたと思ったら、第一声が「パスポート持っとるか?」(笑)しかもそれが初めての宿泊付き出張で、現地のワーカー相手に現場を指揮する仕事でした。

面接のときに「守備範囲が広い」とは聞いていましたが、思った以上の任務に度肝を抜かれました。
以来、海外の国々とやりとりし、出張する毎日を送っています。食と料理が好きで、色々な国の食に触れられるのも、この仕事の面白さです。出張先で調味料を購入して、美味しかった料理を家で再現してみることもあります。
藤原優3
入社当初から変化はありましたか?今後の目標は?
この10年で着実に知識と経験値を積んできた手応えがあります。お客様とのやりとりで「持ち帰って検討します」という場面が少なくなりましたし、初めての事態に直面しても冷静に先を見通せるようになりました。
入社当時と比べて仕事の処理スピードも格段に上がり、早く帰宅できるようになったのも嬉しい変化です。実は今年結婚したばかりの新婚です。共働きなので、家事を分担しながら働きやすい職場環境が整っていることもありがたいです。

今後の目標は、私が部長に育ててもらったように、私も後輩にとって良き先輩になることです。海外営業部に新しく入ってきた後輩には、外国人もいます。世代もさることながら、文化的な「当たり前」も違います。
私が育ててもらった頃と比べて少しアップデートされたバージョンで、意思疎通に心を配りつつ、育成できればと思っています。
最後に、フジワラテクノアートに興味がある人へのメッセージをお願いします。
学生のうちにいろんな経験を積んでください。私は世界一周した先輩に触発され、欧州と東南アジアの国々をバックパックで旅したことが思い出に残っています。
学生のときの経験は、意外なところで生きてきます。人間の厚みも増すと思いますので、「気になるけどできていない」ことがあれば、今のうちに何でも挑戦してみてください!
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1日のスケジュール


8:00  始業、メール確認、その日のTODOリスト作成

9:00  問合せの対応

13:00  協力業者と打ち合わせ

15:00  会議準備、資料確認

16:00  海外の担当顧客とオンラインミーティング

17:00  会議内容のまとめ、各担当者へ連絡、メール対応

19:00  退社

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