濾過・粉体殺菌技術

醸造分野で培った技術を一般食品分野へ

 醸造で培ってきた蒸気を扱う技術をもとに、種々加圧式蒸煮装置、粉体殺菌装置を製作しています。加圧式蒸煮装置は、穀類の生臭さの元である酵素の失活や納豆用大豆の蒸しに、さらに発展させた形でタレ等の混合タンクに使用しています。また、一般食品分野で最近ニーズが高まっている殺菌分野への新提案として粉体殺菌装置を商品化。今まで加熱殺菌が主流で加熱の影響により変質してしまう殺菌困難であった粉体に着目し、極超短時間加熱と急速減圧のシステムで殺菌を可能としました。海外では放射線殺菌の代替技術として評価を高めています。

 その他にも、ロータリー流動焙炒装置は商品化してから26年を経過するロングラン商品として醤油用小麦、玄米茶等で活躍しています。サニフィルターは珪藻土を濾過助剤に使用した濾過装置です。この珪藻土濾過は古くからの技術ですが、使用後の珪藻土の剥離及び濾筒の洗浄に非常に手間がかかる問題がありました。そこでその珪藻土の剥離、濾筒の洗浄を自動化した珪藻土濾過装置として商品化しました。

 国内随一の醸造技術を生かしたこれからの機器を提供することにより、一般食品業界への貢献も目指していきます。

粉体殺菌装置ソニックステラ

原料品質を保持したまま殺菌することが困難だった各種粉体原料。「粉体殺菌装置ソニックステラ」は従来とは全く異なる殺菌原理(国際特許出願中)で、粉体の品質劣化を極小化しながら、確実な殺菌ができる機械です。

[ 受賞 ]
H26.5.りそな中小企業振興財団より「中小企業優秀新技術・新製品賞」(優良賞)(粉体殺菌装置ソニックステラ)

ロータリー流動焙炒装置RXシリーズ

穀物原料の下から熱風を吹き込むことにより、穀物を浮き上がらせて流動化。原料は攪拌されながら熱風により急速に加熱され、効率よく省エネルギーかつ衛生的に焙炒されます。コゲ、蛋白質の過変性を起こさず、かつ十分なα化度(糊化度)を達成します。

[ 受賞 ]
H5.1.食品産業新聞社より「第22回食品産業技術功労賞」(ロータリー流動
焙炒装置)

サニフィルター(珪藻土濾過装置)

従来の濾過装置が抱えていた問題点(濾過後、原液が多く残る、ケーキの回収に手間がかかる、洗浄や殺菌が難しい、操作が大変など)を解決した「サニフィルター」。高いサニタリー性と経済性に優れた、環境負荷の小さい珪藻土濾過装置です。

[ 受賞 ]
H24.10.食品産業新聞社より「第42回食品産業技術功労賞」(珪藻土濾過装置:サニフィルター)


株式会社フジワラテクノアート

フジワラテクノアートは、醤油、味噌、清酒、焼酎などの醸造分野で、醸造機械のパイオニア企業として麴づくりの全自動無人化への道を切り開きました。以来、そのオンリーワンの技術力が高く評価され、国内において製麴能力で約80%のシェアを占めるに至っています。
日本の食文化のグローバル化に伴い、世界20数カ国へ製品を輸出。さらに、醸造分野で培ったノウハウを活かし、濾過・粉体殺菌機械を開発。一般食品業界やバイオ業界への取組みを行うなど、卓越したプラントエンジニアリング力で豊かな食の未来を拓きます。